鮎料理をさらに引き立てるための絶品サイドメニューを5つご紹介します。鮎は、その繊細な風味と柔らかい肉質で日本料理の中でも特に人気のある魚です。特に夏の季節には、炭火焼きや塩焼きなどでその美味しさを堪能することが多いです。これらのサイドメニューを添えることで、食卓が一段と華やかになり、ゲストにも喜ばれること間違いなしです。
1. 夏野菜の浅漬け
鮎のさっぱりとした味わいには、同じくさっぱりとした夏野菜の浅漬けがよく合います。きゅうり、ナス、ミョウガなどを塩で軽く漬けるだけで、鮮やかな彩りと爽やかな香りが鮎料理を引き立てます。
【レシピの材料】
胡瓜 2本 / 茄子 1本 / ミョウガ 3本 / 大葉 10枚 / 生姜 1/2片 / 昆布 5cm
Ⓐ※下揉み用 塩・砂糖 小さじ1/2
Ⓑ水 250㏄ / 塩 小さじ1 / 砂糖 小さじ1 / 酢 小さじ1 / みりん 小さじ1 / 醤油 小さじ1/2
<作り方>
茄子を縦半分に切ってから薄切りする。胡瓜は薄切りにする。切ったらボウルに入れⒶを加えて、しんなりするまで和える。その後、しばらく置く
別のボウルにミョウガ、生姜、大葉を千切りしたものを入れておく。(薬味)
ジップロックに茄子と胡瓜の水分を絞って入れ、薬味も入れる。
Ⓑを入れて良く混ざるように揉む。揉んだら空気を抜き閉める。冷蔵庫で1時間くらい寝かせたら完成。
2. 茶碗蒸し
滑らかな口当たりと優しい味わいの茶碗蒸しは、鮎の味を邪魔せずに引き立てる理想的なサイドメニューです。鶏肉や海老、銀杏などの具材を使った茶碗蒸しを添えることで、食事全体のバランスが整います。
【レシピの材料】
卵 2個 / だし汁 360ml / むきエビ 4個 / 鶏もも肉 30g / 銀杏の水煮 6粒 / 椎茸 2個 / 蒲鉾 4枚 / 三つ葉 適量 / 塩 適量
◎だし汁(作りやすい分量) ・水 1 L / 乾燥昆布 10g / 鰹節 10g
<だし汁の作り方>
鍋に水1L、乾燥昆布を入れ30分置く。30分置いたら弱火で10分加熱。10分経ったら火を止め昆布を取り出す。鍋を再加熱して沸騰したら火を止める。鰹節を入れ再加熱し、沸騰させ3分煮だす。途中灰汁(あく)が出たら取る。3分経ったら茶こしでこす。裏ごししたら冷ましておく。
<茶碗蒸しの作り方>
鶏肉を一口大に切る。熱湯をかけて臭みを取る。塩を少々振り掛けて下味を付けておく。
海老は背ワタを取り半分に切る。飾り用に切らないものも用意する。
蒲鉾、椎茸は薄切りにしておく。椎茸は飾り用に半分に切った物も用意しておく。
卵液は卵とだし汁1:3の割合で作る。卵は泡立てないようにかき混ぜる。かき混ぜたらだし汁を加える。だし汁はよく冷えたものを使う。混ぜたら塩で味付け。塩の加減はお好みで。
卵液は茶漉しで漉しておく。余っただし汁に塩を加えておく。(飾り用の具材を容器に入れて加熱する為のもの)
容器に具材を入れ、卵液を器の八分目位まで入れる。アルミで蓋をする。
飾り用の具材を器に入れだし汁を入れる。アルミで蓋をする。
蒸す時は鍋底に布巾を敷き器を並べ、器の半分くらいまで熱湯を注ぎ、弱火で火に掛ける。
蓋は菜箸を置いた上から蓋をし、鍋の中が熱くなり過ぎないようにする。
弱火で8分蒸す。火を止めアルミを外し、斜めにしても液が出なかったらOK。鍋の蓋をして10分余熱で置く。
10分経ったら取り出し飾り用の具材をトッピングして完成。
3. ゴマ和え
ほうれん草などを使ったゴマ和えも鮎料理にぴったりです。香ばしいゴマの風味が、鮎の淡白な味を引き立て、食欲をそそります。簡単に作れるので、忙しい日でもすぐに用意できるのが嬉しいポイントです。
【レシピの材料】
ほうれん草 220g / すりごま 大さじ1半 / 鰹節 2g / 醤油 小さじ1半 / 砂糖 小さじ1半 / 味の素 2振り / 水 大さじ1 / すりごま 大さじ1半
<作り方>
鰹節2gを600w40秒チンし揉んで粉にしておく。 ほうれん草を洗い、4等分し茎を細かく切り、沸騰したお湯に塩を入れたものに茎を入れ1分、茎に近いところを入れ40秒、葉を20秒茹でる。流水で冷やし絞る 。 醤油小さじ1(分量外)を入れて和え、絞る。すりごま、醤油、砂糖、鰹粉、味の素、水を入れて和えたら完成。
4. 冷奴
暑い季節にぴったりの冷奴も、鮎料理と相性抜群です。シンプルな冷奴にしょうがやネギ、ポン酢をかけていただくと、さっぱりとした味わいが鮎の風味を引き立てます。お好みで柚子胡椒を添えても美味しくいただけます。
【レシピの材料】
豆腐 1丁
<薬味> 大葉 3枚 (茎を落として千切り) / 小ネギ 適量(小口切) / 長ネギ 1/2本 (みじん切り) / 玉ねぎ 1/4個 (スライス)/ みょうが 1本 (半分にしてから斜めに薄切り) / 生姜 5g(千切り)
<作り方>
玉ねぎ、ミョウガ、生姜は刻んだらボウルに入れ5分程水にさらす。5分経ったら水気を切る。ネギ、小ネギ、大葉を加えてよく混ぜる。
<ポン酢だれ> 醤油 大さじ1 / 酢 大さじ1 / レモン汁 大さじ1/2 / 砂糖 大さじ1/2 / ごま油 大さじ1 / 白ゴマ 適量
<ピリ辛だれ> 味噌 大さじ1 / 豆板醤 小さじ1/2 / 砂糖 小さじ1 / みりん 小さじ1 / だしの素 小さじ1/2 / 水 大さじ2 / ごま油 小さじ1 / 白ゴマ 大さじ1
豆腐に薬味を乗せ、お好みのタレを掛けて完成。
5. 天ぷら
サクサクの天ぷらは、鮎の塩焼きなどのシンプルな料理とよく合います。特に、エビや季節の野菜を使った天ぷらを添えると、食卓が一気に華やかになります。天つゆや塩でシンプルにいただくことで、鮎の味を邪魔しない絶妙なバランスが楽しめます。
まとめ
鮎料理をさらに美味しく楽しむためのサイドメニューを5つご紹介しました。これらのサイドメニューを取り入れることで、鮎の風味を最大限に引き出し、食卓が一層にぎやかになります。ぜひ、次回の鮎料理の際にはこれらのサイドメニューを試してみてください。
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